2006年09月16日

伊原信一の言葉〜ご両親を大切にしろ〜

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ちっ(怒った顔)今日も会長の声は場内に大きく響き渡っていた。(訪問15日)

毎日様々な事がせわしなく道場を駆け巡る中で、会長がとても大事にしていることがある。それは選手に教えることだ。
今日はミドル級7位の馬場選手が会長の照準に入ったのだがその様相は壮絶なものだった。馬場選手の防御時の手の置き方、キック時の足の置き方、パンチの出し方等あまりに細かくそして膨大な会長の技術的な教えを瞬時に理解すると共に同時に体を動かさなければならない。
それにたいして馬場選手は当然困惑ふらふらするのだが会長は出来るまで徹底的に声を荒げる。

しかし、会長の奥底の教えは技術的なことだけではなかったのである。

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会長の鋭い感覚は普通の何気ない行動でもその人の心のあり方をすぐに読み取ってしまう洞察力がある。それが、パンチやキックで向かい合えばなおさら会長に伝わるのだろう。

その人がどういう心で日々生活し、生きているのかと。

会長曰く。
「キックをやっている人間は『人間的にもすばらしいなっ』ていわれるようにならないといけない。素直に一から学んで一生懸命にやれる人間でないと、世間では通用しないんだよ。技術ばっかり追求していると、必ずトラブルを起こすんだよ。全部とは言わないけど、そういうことが多いよね。とにかく真剣にやらなきゃ。自分に対しても周りに対しても。それと、ご両親を大切にしろって言ってる。親兄弟を大切にできない人間はだめだよ。」

当たり前のことなのだがそれがなかなか出来ないのが人間の性である。
当たり前のことなのだがそのことをついつい忘れてしまう。

選手でない私でも今日の練習風景を見て多くの事を感じ、反省させられまた、明日からがんばらなければと思った。
posted by 伊原道場 at 13:03| 伊原信一の言葉