2007年02月02日

今年の後藤龍治

去年、突然決まった後藤龍治対ラムソンクラークのラジャでの試合結果は惜しくも3R/TKO負けでありました。

内容はTKOだからヒジによるカットか何かドクターストップになったのだろうか?と尋ねると

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「いや違うんですよ!!首相撲をやらなかったらレフリーに止められて・・・・」

ムエタイルールには首相撲を跳ね除けていると良くない印象を与えるだけでなく致命的なジャッジをもらうということが判明した。後藤選手はそれまでキックやパンチでかなり有効な状態で、首相撲をなるべくやらずにきっと離れたところから仕掛けたかったのだろう。しかしそれが首相撲を避けているとみられTKOとなったそうだ。

同じキックとパンチを操る競技でもルールが少しでも違うと本当に難しい結果になることが分かった。ムエタイの試合に挑む選手は事前にルールをしっかりと把握することが重要なのだと。

わーい(嬉しい顔)後藤龍治の秘話

後藤選手は大阪出身ということもあってコテコテの人情味溢れる会話好き、酒好きのキャラクターだ。一を問えば十返ってくるなど話題がつねに絶えることがなかった。ラムソンクラーク戦であばら骨を痛めた彼はこんなことを言った。

「土屋(修平)が1月21日の興行前の練習で俺のあばらに見事キックを入れやがってね、ブツブツブツ・・・・。」

その結果土屋選手は見事その興行でキックを中心としたすばらしい勝利を収めたのだがその陰には後藤選手の涙ぐましい犠牲が・・・・。確かにあの興行の土屋は何か随分とコツを掴んだキックだなぁと思う著者であったが、土屋のあのキックというアイテム習得の代償には後藤選手のあばら痛めがあったのかと納得できる部分もあった。

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そんな話しの後も後藤選手はパフォーマー喜多村選手の相手で壮絶なスパをこなすなど後輩想いの彼は快く面倒をみている。そして喜多村選手と今月25日に試合を控えている内山選手と三人で練習後の反省会をしに夜の町えと消えて行った。

その他、後藤選手はオランダにコンビネーションを学びに、タイにはキックを、そしてアメリカと海外修業の話しや今までのタイトル獲得への経緯など実に沢山の経験談を話してくれた。とにかく後藤選手は様々な強豪と一戦を交えてきた濃いキック人生なだけにいつかまたその詳細をお伝えできればと思う。

4月にはTITANS NEOSに参加予定の彼は今年始めにこんな事を言ってくれていた。

「今年は一皮むけた自分を見てください!!」と。

そんな後藤選手の一つ一つの練習には去年とは違う何かが見受けられた。30前半の彼のキックへ向けた情熱は冷めるどころかますます燃え盛っている。

今後の試合が楽しみでしょうがない。



posted by 伊原道場 at 19:00| 後藤龍治